明大野球部が高森町で夏季キャンプ

スポーツ

[ 2019年 8月 2日 金曜日 15時20分 ]

 明大野球部(東京都)は2日、1950年代から80年代にかけて「御大」として君臨した島岡吉郎元監督の古里・高森町を拠点に、恒例の夏季キャンプをスタートさせた。御大の出身地で「明治の血を濃くする」といい、9月開幕の秋季リーグ戦に備える。

 部員のうち選抜された1~4年の約60人が夏合宿に参加。例年通り、到着するとすぐに島岡元監督の墓がある同町牛牧を訪れた。選手たちは周囲の草を取り、墓石を磨いて花を供えた。

 一人ずつ線香を手向けて静かに合掌し、今春のリーグ戦と全日本大学選手権の優勝を報告した。4年の森下暢仁主将(21)は「秋に向けた大事なキャンプになる。明治の伝統を感じながら、強い気持ちで臨みたい」と話していた。

 島岡元監督は、明治中学(現・明治高校)の野球部監督を経て明大野球部監督に就任。「人間力」を養う独特の指導方法で全員野球を具現化し、多くの名選手を育てた。御大の愛称で親しまれ、アマチュア第1号で野球殿堂入りしている。

 10日までの期間中は町民研修センター森の家(山吹)に宿泊し、昼間は綿半飯田野球場(飯田市三日市場)で練習に汗を流す。

 明大は東京六大学野球でリーグ戦優勝40回を誇る強豪。1996(平成8)年から毎年、島岡元監督の出身地である高森町で夏季合宿を行っている。

◎写真説明:墓石を磨く選手たち

  

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