中日ドラゴンズで本塁打や打点王を獲得するなど活躍した元プロ野球選手、大豊泰昭さん(48)=名古屋市=を迎えた野球教室が26日、松川町総合運動場で開かれ、地元の松川少年野球クラブの2―6年生約30人が基本を中心に教わった。
長年親交のある同野球クラブスタッフ(51)が橋渡しになり、6年前から年に一度開かれている。
大豊さんは中日のユニホーム姿で登場し、キャッチボールではプロ選手も繰り返しているという正しく投げるための一連の動作を紹介。「基本をおろそかにすると後に野球がつまらなくなる。自分が成長するためにしっかり身に付けてほしい」と呼び掛けた。
また下半身を強化することが重要といい「必ずうまくなると信じ、毎日コツコツと続けることが大事」と話した。
子どもたちは大豊さんの言葉にしっかり耳を傾け、指摘のたびに動作を確認した。
5年生の男子児童(11)は「すごく分かりやすく教えてもらった。大会で勝てるよう繰り返し練習したい」と笑顔だった。