天龍梅花駅伝2年ぶり開催 117チーム800人余出場

スポーツ

[ 2015年 2月 17日 火曜日 12時31分 ]

 梅香る早春の山里を走る「第46回天龍梅花駅伝」(天龍村体主催、南信州新聞社など後援)が15日、天龍村と隣接する阿南町を舞台に開かれた。昨年が豪雪の影響で大会史上初めて中止となったため、開催は2年ぶり。県内外の117チームが天竜川沿いの6区間40キロを熱走した。

 村内一帯では県内で最も早く梅が開花することから、「梅花」(ばいか)の名を冠して開いてきた同大会。47年、46回目の今回は117チーム約800人余が出場し、ゼッケンを着けて一般、地元一般、中学一般、中学女子の4部門で健脚を競った。

 平岡の天龍中学校をスタートしたランナーたちは、たすきをつなぎながら天竜川が刻んだ険しい山肌を縫うようにアップダウンを繰り返し、折り返しの阿南町南宮橋付近へ。小旗を振って声援を送る沿道の観客に後押しされながら、復路を走り、ゴールの同中学校を目指した。

 飯伊からも企業やグループ、高校、中学校などから多数のチームが参加して熱走。招待チームの佐久長聖高は沿道の注目を集めていた。

 村民たちも運営に協力し、スタッフのジャンパーを身に着けて交通整備を行ったほか、開閉会式会場の天龍中グラウンドで露店を設けて大会を盛り上げた。

 「梅花Project」と銘打ち、昨春から1年間にわたって加工品づくりの準備を重ねてきた同中学校の生徒たちは、村特産のお茶や竜峡小梅を素材にした菓子などを製造し、大会会場で販売した。午前の部はわずか30分で完売し、生徒たちも驚いた表情。3年生のサブプロジェクトリーダー(15)は「昨年が中止だったため、特別な思いで臨んだ。多くの方にたくさん買っていただき、完売できてうれしい」と話していた。

 「47年前は5チーム30人の出場者を確保するのにやっとだった」と振り返った大平巖村長は「これだけ多くの方に来村していただける大きなイベントになり感慨深い。今後も村の元気づくりにつながるイベントとして続けていきたい」と語った。

  

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