泰阜村で栃城雲上マラソン開催

スポーツ

[ 2013年 11月 25日 月曜日 9時06分 ]

 泰阜村の中でも最も山深い栃城を舞台にした第1回栃城雲上マラソンは23日、開かれた。飯田下伊那や東京、大阪などから64人のランナーが訪れ、栃城生活改善センター付近から標高差325メートル往復8・5キロの山道を走った。

 NPO法人泰阜グリーンツーリズム研究会の主催、村と村観光協会の共催で初めての取り組み。4世帯9人が住む山間の小集落を舞台に、地域を盛り上げていこうと企画した。当初、10月の開催を予定したが、台風の影響で同日へ延期した。

 開会式で松島貞治村長は、山間の小さな集落でありながらアマゴの養殖業を行い集落を守ってきた様子を紹介し「ここを守らなければ、泰阜村の集落、日本の山村は守っていけない。こうして駆けつけてくれた方々に山村が頑張っている様子を見て、あちらこちらで伝えてもらえたら」とあいさつした。

 集まったランナーは、木下藤恒栃城区長の合図とともに一斉にスタート。標高731メートル地点から林道を上り、標高1056メートル付近で折り返し。紅葉が残る山の自然を楽しみながら約1時間ほどかけて走った。

 ゴール地点では、いのしし汁が振舞われた他、アマゴの塩焼きやまつたけおにぎりなどの販売があり、訪れた人々は泰阜の山の味覚を満喫した。

 愛知県小牧市から訪れた男性(42)は「隣村の出身だが、ここへ来たのは初めて。いまはトレイルランが流行っているので、これから期待できる大会になりそうだと思う」と話していた。

  

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