県陸上大会で村松君が優勝し全国出場へ

スポーツ

[ 2019年 7月 6日 土曜日 14時17分 ]

 6月23日に県松本平広域公園陸上競技場で開かれた「第36回長野県小学生陸上競技大会」で、阿南町立大下条小学校6年生の村松凌君(12)が、走り幅跳びとジャベリックボール投げの混成競技「コンバインドB」で優勝し、全国大会出場を決めた。今回新たに大会種目に加わった種目。同校から陸上の全国大会へ出場するのは初の快挙だ。

 少年野球チームで投手を務め、ボールの遠投には自信を持っていた村松君。普段の遊びや体育の授業などで跳躍も得意としていたため、ジャベリック、走り幅跳び両種目ともほぼ経験がなかったものの「自分に向いているかもしれない」と、挑戦を決めた。

 5月に行われた飯伊大会で2位以下に大きな差をつけて優勝し、臨んだ県大会。「8位入賞できれば上出来」と気楽に挑んだことが功を奏したのか、ジャベリックは練習での自己ベスト45メートルを大きく上回る51・4メートルを記録。総合得点を飯伊大会の1889点から2138点へと大きく伸ばし、見事優勝を果たした。

 どちらかの競技に成績が偏る選手が多い中、村松君はジャベリック、走り幅跳びともに全体2位の成績と、総合力の高さが光った。

 「優勝できるとはまったく思っていなかったので、賞状やメダルをもらってもあまり実感が湧かなかった」と村松君。それでも「自分が得意だと思っていたことで良い成績を残すことができてうれしい」と笑顔を見せた。

 各都道府県大会の優勝者だけが出場する全国大会は8月9、10日に横浜市の日産スタジアムで開かれる。各地の予選はまだ行われていない所が多くあるものの、これまでに終了した大会の記録を見ると、村松君の2138点は上位に入る成績だ。

 5日、阿南町役場へ優勝報告に訪れた村松君は「いろいろな人に応援していただきうれしい。全国大会でも自己ベストが出せるよう、しっかりと練習して臨みたい」と意気込んだ。

 勝野一成町長は「県大会での優勝はすごいこと。全身がバネのよう」と評するとともに、「けがには気をつけ、全国でも活躍してほしい」とエールを送った。

◎写真説明:阿南町役場で優勝を報告する村松君

  

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