福島晋一さん引退記念パーティー

スポーツ

[ 2013年 11月 10日 日曜日 15時50分 ]

 飯田市下久堅在住で、日本を代表する自転車ロード選手として活躍し、10月のさいたまクリテリウムbyツールドフランスで引退した福島晋一さん(42)の引退記念パーティーが8日、錦町のシルクホテルであった。市民ら80人が集まり、福島さんの熱い走りを振り返るとともに、指導者としての新たな一歩を激励。福島さんは「欧州で指導者の研修を積み、飯田下伊那に還元したい」と決意を語った。

 福島さんは今月20日のジャパンカップサイクルロードレース、26日の「さいたまクリテリウムbyツールドフランス」を最後に引退。今後はJOCのスポーツ指導者海外研修員として2年間、フランスのマルセイユで監督修行に励むという。

 引退パーティーは福島さんが代表を務める「ボンシャンス」のサポーターズクラブと有志が主催。福島さんを囲み、これまでの功績をたたえた。

 同クラブ代表の羽場健治さん(64)は「熱い走りで私たち市民に自転車競技の魅力を伝えてくれた」と謝辞。「強い福島チームをつくって、TOJ南信州ステージで活躍してほしい」と指導者としての新たな一歩にエールを送った。

 下久堅の知久一彦まちづくり委員長は「自転車の文化を根付かせてくれた。引退は残念だが、後継者育成に一層頑張ってほしい」と激励した。

 福島さんは「古里として自分の引退パーティーを開いていただけることに感謝。飯田に来て本当に良かった。指導者になり、将来はこの地から生まれた選手が南信州ステージで優勝できるよう、自転車のまちづくりをサポートしたい」と話した。

 福島さんは信州大在学中の19歳の時に自転車競技部で競技を始め、1996年からプロの一線で活躍。2003年に全日本選手権を制し、翌年のツアー・オブ・ジャパン(TOJ)で日本人初の総合優勝を飾った。TOJ南信州ステージは10年の4位が最高位。ベテランの域に入ってからも熱い走りで魅了した。

 05年には同市を拠点とするプロ選手の育成チーム「ボンシャンス」を結成し、代表を務めている。

  

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