42回目の阿智村一周駅伝大会(同村主催、大会長・岡庭一雄村長)が28日、村内で開かれ、地区や学校、団体などでつくる村内外の55チームが7区間18・8キロでたすきをつないだ。一般の部はI.S.(飯田下伊那)ジュニア駅伝クラブA、小学生の部は智里少年野球A、女子の部では「てにぶすA」が優勝した。
所属団体のユニホームなどを着た選手たちは、役場前で開いた開会式に続いて、昼神温泉郷の宿泊施設「阿智の里」前を午前10時半にスタート。智里東―木戸脇―春日―伍和―役場と続く区間を力走した。沿道と中継点では、多くの住民やチーム関係者が声援を送った。
バルセロナ五輪の50キロ競歩に出場した園原健弘さん(同村出身)率いる「TEAM SONO」(東京)は今回も出場。「小学校生活の思い出に」と、上郷小の6年生も3チームでオープン参加し、大会を盛り上げた。
人目を引く仮装をして走りながら「もちまき」をするのが恒例の「昼神みさか旅館」チームは、競技中にまくタイミングを逸したことから、全チームが到着したゴール地点で盛大にまき、関係者を楽しませた。