陸上の第32回飯伊小学生大会兼第16回飯伊中学生大会(飯伊陸上協会など主催、南信州新聞社後援)は23日、飯田市松尾の市総合運動場であった。小中学生の男女計約500人が参加。夏のような日差しが照り付ける中、日頃の練習の成果を発揮した。
トラック、フィールド跳躍、フィールド投てきの計49種目で競い合った。走る距離が長い千メートルや三千メートルの種目では額の汗をぬぐいながら力を振り絞り、走り幅跳びは1センチでも記録を伸ばそうと助走の距離や踏み切りのタイミングを念入りに確認する姿が見られた。最終種目のリレーは息の合ったバトンパスで会場を沸かせていた。
大会の独自種目「小学3年以下六十メートル走」には約150人が参加。号砲を合図に勢いよく飛び出し、腕を大きく振るなどして懸命に駆けると、スタンドからひときわ大きな声援が飛んだ。
小学生は各種目とも県、全国につながる予選会を兼ねており、各種目5位までが県大会(6月21日・松本市)に出場することができる。
また子どもたちの健闘をたたえ6位までを表彰し、3位までには南信州新聞社からメダルが贈られた。