「第32回北信越国民体育大会」(日本体育協会ほか主催)の弓道競技が27、28の両日、飯田市三日市場の飯田運動公園県営飯田弓道場で開かれている。長野、福井、新潟、石川、富山の北信越5県から選手60人が出場。2日間にわたって技を競う。
国民体育大会の予選会として、スポーツ普及とスポーツ精神の高揚、健康増進・体力向上、北信越地域の親ぼくを深めることなどを目的に開催。全32競技のうち、弓道のみ飯田市を会場に行われる。
初日に開かれた開始式では、土川俊市競技会会長があいさつに立ち「選手に選ばれて以来、血のにじむような努力をしてきたと思う。競技では力を存分に発揮していただきたい」と呼び掛けた。
来賓の佐藤健副市長は飯田市について紹介した後、東日本大震災や長野県北部地震にふれ「競技ができる幸せを感じてもらいながら、試合をしてもらいたい」と語った。
式に続いて競技を開始した。少年男子、少年女子、成年女子、成年男子で遠的を実施。28日には近的競技と表彰式が行われる。