飯田女子高で県内初のラグビー同好会発足へ

スポーツ

[ 2016年 3月 3日 木曜日 13時47分 ]

女子高ラグビー同好会 飯田女子高校で、ラグビー同好会の発足に向けた動きがある。ラグビーを中心にしたスポーツ振興を目指すNPO法人南信州クラブ(飯田市)の打診を受けたもので、ことしに入って具体化。4月に申請される見通しで、7人制の大会出場や部昇格を目指す。

 

 同クラブによると、女子ラグビーの同好会や部は県内にはない。

 

 これまでに、1年生3人が同好会への加入を希望。コーチ役には、ラグビーが盛んなニュージーランド出身で同校ALT(外国語指導助手)のアントニー・カドワースさんが就く予定。カドワースさんはニュージーランドで高校生や大学生にラグビーを教えた経験もある。

 

 クラブは同好会発足までの準備期間として、2月から体験会を開始。先月27日は同校への入学を希望する竜峡中学校3年の女子生徒(15)も加わり、カドワースさんから基本を学んだ。

 

 回転を付ける独特のスローイングを教わったり、楕円球を脇に抱えて順番にステップを踏んだ。また体育館ではマットを敷き、タックルを受けた後の密集での連携対応も練習。複雑なルールに戸惑いながらも、真剣な表情で体を動かしていた。

 

 1年生3人はいずれもラグビー未経験。うち2人は、兄弟がラグビーに打ち込む姿を見て以前から興味があったといい「他のスポーツよりもやりがいを感じる」。楕円球に触れるのは初めての生徒は「やってみると案外面白いです」とうれしそうに語った。

 

 クラブ内の女子7人制の選手を育成する15歳以下の「U―15レインボーコスモス」に所属する女子生徒は、高校に進んでもラグビーを続けられることに喜び、「大きな大会でプレーしてみたい」と目標を新たにした。

 

 春の全国選抜大会や、夏のコベルコカップ全国大会への出場が当面の目標となる。ことしの岩手国体から女子ラグビー(7人制)が正式競技に採用され、国体出場にも意欲を見せる。

 

 クラブには女子ラグビーの受け皿が中学まではあるが、高校3年間は空白の状態だった。クラブ理事長の小沢健さんは「高校でもラグビーを続けられるようになり、県内の女子ラグビーの拠点にもなる」と期待を寄せる。女子ラグビーの環境の充実化に向けてさらに力を注ぐ考えで、「いずれはここから日本代表を輩出したい」と4年後の東京五輪を見据える。

 

 7人制は15人制と同じ広さのグラウンドを使い、ルールはほぼ同じ。高校の試合は15人制が前後半30分ずつなのに対し、前後半7分ずつと短い。接触プレーが少なく、走力が重視される。

 

  

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