飯田工高バレー部が南信初V「次は県1位」

スポーツ

[ 2012年 5月 25日 金曜日 15時28分 ]

 飯田工業高校の男子バレーボール部が、南信高校総体で初優勝した。前任の岡谷工を全国優勝に導いた経験のある大日方崇徳監督(35)が選手をけん引。全国大会出場を視野に入れる選手たちは難敵の岡工、東海大三を次々に破り、悲願だったという地区大会の頂点に立った。

 準決勝で岡工と対戦した飯田工は、第1セットを失ったものの第2、第3を連取。続く決勝は2セットを先取し東海大三を退けた。

 いずれの試合も、リードを許した展開から追いつき、試合をひっくり返した。大日方監督は「しのいで持ちこたえた。最後の一本を取り切れない弱さがあるけど、勝負に対するこだわりが付いてきた」と評価。主体性が伴ってきたという試合運びにも及第点を付けた。

 大日方監督は就任6年目。男子バレーが盛んでないこの地域で「ゼロからスタートした」。指導の柱にしているのが3つの心で「素心」「虚心」「感謝の心」。謙虚に準備し、目標に向かって素直に努力することを理念とし、選手たちと正面から向き合った。

 日々の積み重ねが結果に結び付くようになり、南信大会で準優勝するまでに。東海大三に再三阻まれ続けた頂点は、監督が成長を認める選手たちが今回、苦しみながらも成し遂げて見せた。

 「選手たちにとって大きな自信につながり、やってきたことが間違っていなかったと思える勝利だと思う」といい、価値ある優勝と表現した。

 部員は1~3年生18人。平均身長175センチで、強豪の私立と比べ小柄だが、2年生のセッターに成長が見られ、レフトの選手にエースとしての風格が出てきたのも追い風。粘りのある展開力と勝負強さで勝ち上がる。

 続く県総体は私立の創造学園や長野日大が軸になると予想し、監督は「絶対的な高さに対し、とにかく食らい付いていく。ラリー中の精度でも差はあるけど、派手さのない部分でうまさを出せれば勝負になる」と力を入れる。

 県高校総体は6月2―3日に松本市内で開かれ、各地区を勝ち上がった計32校でインターハイ切符を争う。飯田工は、順調に進めば準々決勝で東海大三と当たる見通し。主将は「地区大会優勝を目標にがんばってきた。次は県1位。チーム一丸となって勝ち進みます」と意気込んだ。

  

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