飯田高ラグビー2年ぶり花園に王手

スポーツ

[ 2011年 11月 2日 水曜日 13時06分 ]

 花園出場を懸けたラグビーの第91回全国高校大会県予選決勝は3日、長野市の南長野運動公園で行われる。2年ぶりの優勝を目指す飯田は、2連覇を狙う岡谷工が対戦する。3年連続の同一カード。大舞台を間近に控え、練習に熱を入れる選手を追った。

 決勝が3日後に迫った31日放課後、先週末にみっちり汗を流したとあって軽めの調整。岡工戦に備えて絞り込んだという戦略を再確認したり、オフサイドへの対応を念入りにチェックした。

 「過去も含め長野県内で1番ボールを動かせるチーム」

 湯沢一道監督(49)がそう語るように、ことしのチームは多彩な攻撃で得点を積み重ねる。

 6月の春季高校総体決勝で岡工と対戦し、52―5と快勝している。主将は「相手も成長していると思うけど、自分たちも成長している。決勝は60点差を付けます」と気合も十分だ。

 湯沢監督は、監督就任7年目。長年岡工で監督を務めた経験を踏まえ「相手はオーソドックスに仕掛けてくる」と予想。花園出場を懸けた決勝は「特別なもの」と指摘すると「そんなに甘くはない」と冷静にみる。

 「本当の相手は自分たち」ともいい、大舞台で本来の力を出し切れるかどうか。決勝を経験したことがない主力の2年生6人の存在もポイントに挙げた。

 この日練習に入る前、湯沢監督は「今度の正月は花園で迎えたい」と、選手たちに本音を打ち明けた。

 監督就任後、2度経験した花園では得点力の差で敗れた。いずれも初戦敗退。だが、ことしは点が取れる。2度の苦い敗戦を経験し「やりたかった」というラグビーに近づいた。「例年に比べ、シード校にくらい付ける位置」とも。全国1勝は当然で、さらにシード校を打ち破るという思いをちらつかせる。

 決勝まで残り2日。決勝で敗れた昨年とは異なり、けが人がいないのも好材料で「自滅する要素がない」と湯沢監督。大舞台に向けて「自分たちのラグビーを思う存分表現してほしい」とエールを送る。

  

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