駄科出身のプロボクサー・塩沢直紀が新人王に王手

スポーツ

[ 2009年 11月 2日 月曜日 17時16分 ]

 飯田市駄科出身のプロボクサー、塩沢直紀(19)=角海老宝石ボクシングジム=が3日、東京・後楽園ホールで開かれる「第66回東日本新人王」の決勝リングに立つ。地元から大勢が応援に駆けつけることを聞き「モチベーションが上がる。気持ちの入った試合は負けたことがない」と、意欲を見せる塩沢。大きな声援を力に新人王をつかみとりたい。

 階級ごと、5ラウンドのトーナメント方式で優勝を決める東日本新人王。フライ級(約50・8キロ)の塩沢は、シードのため初戦となった準々決勝、1ラウンドでダウンを喫したもののその後は的確にポイントを集め判定勝ち。準決勝は相手の負傷により不戦勝となった。

 いよいよ迎える決勝の相手は5戦5勝のサウスポー、時松友二(熊谷コサカ)。塩沢は「負けなしの相手だが、強いという印象はない。相手を想定した練習も十分こなしておりいける」と言い、自信を示した。

 勝てば西日本新人王と日本一を懸けて戦い、そこで勝つと日本ランキングの10位に入る。さらに、上位ランカーと拳を交え、勝ち上がることで日本チャンピオンとの挑戦権を得るという。元プロボクサーで飯田ボクシングジム代表兼チーフトレーナーの滝沢昌樹さん(38)=飯田市鼎=は「最短で、あと3回勝てば日本タイトルも見えてくる」とみる。

  「いまの目標は日本タイトル。それをとることができれば次の目標も見えてくる」と語る塩沢。決勝に向け仕上がりは順調のようで、勝ち進むことでおのずと視野に入る世界へのステップにもしたい。

 地元からも応援

 この大事な一戦を応援しようと、親せきや地元住民ら約30人が集まって私設応援団をつくり、バスで会場に駆けつける。飯田ボクシングジムからも8人が訪れる予定。塩沢は「とってもありがたく、大きな力になる。地元の人たちの前で負けるわけにはいかない」と気を引き締めた。

   *   *

 塩沢直紀(しおざわ・なおき)緑ケ丘中2年の時に飯田市東栄町にある飯田ボクシングジムへ通い始め、卒業後すぐに上京。ボクシングジム「角海老宝石」に所属し17歳でプロテストに合格。07年5月にデビューし、8戦5勝(2KO)2敗1分け。166センチ、50キロ。スタイルは正攻法とされる右ボクサーファイター

  

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