高校ラグビーで飯田高校が初戦敗退

スポーツ

[ 2009年 12月 29日 火曜日 8時46分 ]

 第89回全国高校ラグビーフットボール大会(日本ラグビー協会など主催)は27日、東大阪市の近鉄花園ラグビー場で開幕した。1回戦8試合を行い、飯田は尾道(広島)に5―51で敗れた。県勢7年ぶりの初戦突破はならなかった。

 2年連続6度目の飯田は、3年連続4度目の尾道に敗れた。FW陣が体格で勝る相手を抑えきれず、持ち味のバックスも前半26分に左ウイング小川が挙げたトライのみだった。

 2年生は4人がピッチに立った。FB胡桃沢は「全国の強豪と呼ばれるチームを肌で感じ、自分の弱さを知った。強くなるための意識をもっともっと高め、来年は必ず1勝します」と雪辱を誓ってみせた。

 同校11年ぶり、県勢にとって7年ぶりの勝利はならなかったが、会場からは飯田フィフティーンの健闘に大きな拍手が送られた。

 また前回4強の京都成章(京都)は朝明(三重)の堅守に苦しんだが、後半に突き放した。日川(山梨)はFW戦で優位に立ち、荒尾(熊本)に競り勝った。西陵(愛知)は16トライ、新潟工(新潟)は14トライを奪って大勝。貞光工(徳島)は青森北(青森)と引き分け、抽選で2回戦に進んだ。

 開会式直後、正午にキックオフ。飯田が試合を行う第1グラウンドには観客約1万5000人が詰め掛け、会場は盛り上がった。飯田下伊那からは同班OBや生徒ら約600人が観光バス15台で花園入り。東京、大阪、名古屋から駆けつけた卒業生の姿も多く、バックスタンドを埋めた。

 緑と白色のチームカラー小旗とタオルを手にした応援団は、果敢なタックルに「いいぞ」、好機には「行け、行けー」の声。前半26分、左ウイング小川が左サイドに飛び込みトライを挙げると歓喜の渦に。「よくやったー」「ここからだー」と、小旗を大きく振りかざすなどしてエールを送った。

 終始劣勢を強いられたが、最後まで大きな声援が選手たちの背中を押した。ノーサイドの笛が鳴ると大きな拍手で健闘をたたえ、「よくがんばった」「来年も頼むぞ」といった声もあった。

  

関連の注目記事

powered by weblio