高校ラグビー・飯田高校1回戦の続報

スポーツ

[ 2017年 12月 29日 金曜日 14時57分 ]

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 飯田高校が6年ぶりの白星を勝ち取った第97回全国高校ラグビー大会の倉敷工との1回戦(28日)。相手のゴール前では人数を集めて連続攻撃を仕掛け、じわりじわりと前進してトライへと結び付けた。「春先からやってきたことが生きた」と、湯沢一道監督をうならせた。

 「緊張もあって動きが硬かった」(湯沢監督)。

 開始後、ハンドリングミスが出るなど互いにリズムに乗り切れない中、飯田は素早い集散で徐々に前進。前半9分、ゴール前の密集でFW陣が圧力を掛けると相手の防御網が乱れ、フランカー岡島は「前が空いた」。その隙を突き、自ら持ち込んでゴールラインを割った。主将のフッカー安永は「あの1本で気持ちが楽になった」とうれしそうに振り返った。

 目標としていた花園とあって、「1年生が舞い上がっていた」(湯沢監督)。そんな中、底力を見せたのが2、3年生を主体とするFW陣で、何度もトライを呼び込んだ。2本のトライを決めたプロップ棚田純は「自信を持っていけた」と胸を張った。

 ディフェンスに自信を持ち、失点を計算できるのが飯田の強み。前半を14点差で折り返し、後半9分にフランカー井原のトライで突き放すと、指揮官は勝利を確信していた。

 狙い通りに花園で1勝を挙げた一方、試合内容には反省点も出た。湯沢監督は「うちは勝った時こそ反省する。この経験を1、2年生につなげるためにも、そこはしっかりやりたい」と先をみた。

 2回戦の相手は優勝候補に挙がる桐蔭学園(神奈川)。湯沢監督は「巨象と疲れたアリのような戦いになる」と独特の口調で表現し、「靴ひももつかんで離さないようなゲームにしないと相当厳しい。まずはディフェンスで耐え、チャンスは少ないと思うけど60分間で1本取れたら」と話した。

 スタンドの大応援団にも後押しされた。安永主将は「ちょっと良いプレーがでると、大きな歓声が聞こえて試合をより楽しめた」と感謝の言葉を口にした。

 30日の飯田―桐蔭学園は午後1時15分開始予定。

  

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