高校ラグビー県決勝

スポーツ

[ 2015年 11月 5日 木曜日 9時38分 ]

 花園につながるラグビーの第95回全国高校大会県予選は3日、決勝を長野市の南長野運動公園総合球技場で開き、飯田が12―29で岡谷工に競り負けた。岡工は4年連続30度目の優勝を果たし、飯田の4年ぶり優勝はならなかった。全国大会は12月27日、東大阪市の近鉄花園ラグビー場で開かれる。

 決勝は7年連続で同じ顔合わせとなった。前半岡工に3トライを決められリードを許した飯田は、後半2トライを決めて逆転に望みをかけたものの、及ばなかった。

 前半は、岡工が体重差のあるFWを生かしてボールとエリアを支配。得意とするモールで主導し8分、25分、29分と立て続けにゴールラインを割り、得点を重ねた。

 対する飯田は、後半に入っても流れを変えることができず、36分にモールから得点を奪われると、45分にはキックパスからのトライを決められ点差が開いた。

 ようやく持ち味を生かした攻撃でリズムをつかんだのは残り10分。相手ディフェンスをかわして密集から抜け出たCTBが50メートルを駆け抜ける独走トライ。56分には早いパス回しからCTBがインゴールの中央に向かう切れのある走りで2本目を決めたが、昨年の雪辱を果たすことは出来なかった。

 展開力で上回る飯田は、岡工のモールを止めてボールを動かす対策を練ったものの、平均体重差で8キロある圧力を崩すことができず、攻める機会を得ることができなかった。

 「前半は2年生が硬かった」(湯沢監督)とハンドリングミスと反則が目立ち、ゴールを背負っての苦しい展開。「相手のリスクの少ない確実な戦法は、分かっていても止められない。体格差は難しい」と前半は22メートルラインを1度も超えることができなかった。後半に入っても得点を重ねられた飯田は、CTBのトライを起点に粘りを見せたが、無情にもノーサイドの笛が鳴り響いた。

 後半最後の追い上げにも、湯沢監督は「ゲームが決まってからの得点。相手も気が抜けていた」と厳しい口調。ボールを動かせなかった前半を悔やみ、「前半最後のトライが痛かった」と肩を落とした。

 主将は「悔しくてしょうがない。モールを止めるプレーも考えたが、イメージと少し違った」と試合終了後から涙が止まらなかった。中学時代はパソコン部。高校から始めたラグビーは同級生と4人でつくり上げてきた。「こんなに悔しい思いをさせてくれたラグビーに感謝したい」と胸を張った。

  

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