高校総体 飯女弓道部が団体県V、2年ぶりの全国「頂点狙う」

スポーツ

[ 2014年 6月 14日 土曜日 11時02分 ]

 飯田女子高校の弓道部が、県高校総体の団体で優勝し、全国高校総体(8月7~10日・東京都足立区)への出場を決めた。団体の全国出場は2年ぶり。過去に個人や団体で全国優勝するなど古豪として知られる同校。これまで積み上げられてきた伝統を誇りに、選手たちは「全国でも頂点狙う」と意気込む。

 県総体は8日に長野運動公園弓道場で行われ、飯田女子は40射25中で予選を通過した。

 田中宏幸監督(41)が「最大のやま場だった」と振り返るのが、上位8校による決勝トーナメントの1回戦。相手は近年力を付ける伊那弥生だった。終盤まで互角に渡り合い、5人立ちの最後を任された3年生が最後の1本を確実に射止め、12―11で難敵を辛うじて退けた。

 「優勝するなら、今まで勝てなかった相手を下して決めたい」。そういった監督の思いを選手が感じ取り、それぞれがやるべき仕事を理解したことで勝利へとつながった。

 今大会、3年生5人に2年生2人を加えた7人で臨んだ。大会直前、主力の2年生がともに崩れ、その穴を3年生が埋める形になったが、試合を重ねるごとにリズムに乗った。弥生を破るとさらに勢いづき、準決勝、決勝は圧勝だった。

 田中監督は当初「3年生5人はまとまりに欠ける」と見ていたが、大会前にみんなで掲げたという「県優勝」に向けて一つになり、大会を通じて成長も見られた。

 直前に主力が欠ける窮地の采配から生まれた収穫は大きく、田中監督は3年生5人を「荒さがある」と表現。伸びしろは計り知れず、全国舞台での成長にも期待を込めた。

 3年生にとっては最後の大会。18人のうちレギュラーを外れたものの部に留まり、サポート役に徹した12人の存在も力になったようだ。

 インターハイの団体で飯田女子は、過去に優勝2回、準優勝1回、3位2回。2012年は16強だった。団体優勝は1991年が最後。田中監督は「団体優勝は悲願」といい、選手たちも「優勝を狙う」と声をそろえた。

  

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