第28回鼎地区縦断駅伝(飯田市鼎公民館主催、南信州新聞社など後援)が8日朝、同地区一帯で開かれ、子どもから大人までの48チーム約400人が全8区間約12キロでたすきをつないだ。注目の分館対抗は名古熊が独走で3連覇を達成し、館長杯を手にした。
分館の各チームと鼎小、中学校、一般の計48チームが出場。小中学校からは計16チームがエントリーしたほか、大人のチームに混ざって走る児童生徒もいた。
午前7時に東鼎のJAみなみ信州およりてファームをスタート。下茶屋、上茶屋、切石と中継し、坂道を上って一色へ、名古熊を経てゴールの鼎中を目指した。
注目の分館対抗は、中盤で混戦を抜け出した名古熊が追随を許さず3連覇。アンカーの男性は「チームとしては100点満点の走り」と喜びを語った。
今回は初めて下伊那農業高校の3チームも出場し、一般の部で陸上班の下農T&Fが2位に入った。班長(16)は「女子が多いチームだが、みんなしっかり走ることができて良かった。ジョギングで利用している道路で走りやすかった」と話していた。
オープン参加のISジュニア駅伝クラブの走りも光った。