ゴムボートで荒波の天竜川を下る「天竜川ホワイトウオーターフェスティバル」(同実行委員会主催)の第20回記念大会が24、25の両日、松川町―飯田市川路間の天竜川で行われた。全国の大学探検部員、OBなど220人が出場。4部門に分かれてファンスラロームレースとダウンリバーレースを行い、総合タイムで順位を決めた。
操作技術の向上を図り、天竜川をリバースポーツのメッカにしようと開催。学生や愛好者が集まり、台風接近や秋雨前線の影響で例年より水量が多い天竜川に果敢に立ち向かった。
24日は松川町宮ケ瀬―飯田市座光寺の河川敷間の13キロで、障害物レースのファンスラロームレースを開催。コース上のチェックゲートでは、ボートをひっくり返して起こすといった課題に挑んだ。
25日は座光寺河川敷│川路かわらんBAY間の12キロで、タイムを競うダウンリバーレースを展開。水しぶきの上がる峡谷に選手の掛け声が響き渡った。
24日は、オリジナル料理を審査する野外料理コンテストも大会本部の座光寺河川敷であり、夜の交流イベントも盛り上がりをみせた。
事務局は「いろいろな意味で記念の大会となった」と振り返った。