飯田市上久堅、千代、龍江の3公民館は16日、開校以来続く「竜東中学校地区交流スポーツ大会」を同校体育館で開いた。1~3年生と来年入学する小学6年生約70人が参加。地区ごとに組んだチームでワンバウンドふらば~るバレーを通して親睦を深めた。
各地区の中学が統合し、1970(昭和45)年4月に竜東中が開校した際、公民館が生徒同士の交流を深めようと1回目を開き、その後もPTAの協力を得ながら、学年を超えた絆を育む場として続けている。
2008年からは小6にも参加を呼び掛け、09年からニュースポーツを導入。44回目となったことしは初めて「ワンバウンド~」を採用し、4人以上で組んだ16チームがブロック総当たり戦を繰り広げた。
大会長の橋爪学上久堅公民館長は開会式で「大会には地区、地域のつながりを大事にしたいという思いが込められている」、生徒会長は「チーム全員で協力し、小学生ともしっかり交流しよう」とあいさつした。
橋爪館長は「中山間地交流で育んだつながりは高校進学後も続くもの。今回の役員もほとんどが顔見知り」と話していた。