8月に売木で24時間走

スポーツ

[ 2020年 3月 11日 水曜日 15時58分 ]

 売木村や同村職員で現役のウルトラマラソンランナー、重見高好さん(37)と縁がある全国各地の市民ランナーら有志が8月、同村で「24時間走チャレンジ」を開く。

 2018年に利用を開始したグラウンドで、400メートルの周回コースを24時間走り、周回数を競う。同大会の実行委員会事務局を務める藤原美芽さん(56)=名古屋市=は「村民の皆さんと交流を深め、走ることを楽しみながら村の活性化につがなるような大会にしたい」と力を込める。

 藤原さんは、同村のマラソン合宿に参加しとことをきっかけに、「自然と人情味豊かな村のファンになった」。2016年からは毎年、仲間たちとともに名古屋市から同村までの約100キロを走るマラニックを行っている。

 昨年5月にも約20時間掛けて無事に完走。当時、「一市民ランナーを村を挙げて歓迎してくれる温かさや豊かな自然、美味しい料理に温泉と、魅力がたくさんで止められない」と継続を誓うとともに、「より多くの村民の皆さんと交流を深める機会がつくれたら」と語っており、その思いが一つの形となった。

 「グラウンドが完成したらぜひやりたいと構想を練っていた。村外の人間がグラウンドを使って勝手に大会を開くのではなく、村の人たちにも喜んでいただける大会にしたい。回を重ねることで、海外からも参加者が来るような、国際的な大会にできたら」と抱負を語った。

 心拍計やスポーツウォッチの製造販売大手「ポラール」が協賛し、「ポラールうるぎ24時間走チャレンジ」として開催する。8月8日午前10時にスタートし、9日午前10時に終了。走行距離が200キロを超えた選手にはポラールジャパンからGPS時計が進呈される。

 募集定員は50人で、対象は19歳以上。大会公式ウェブサイト(https://www.facebook.com/urugi24)にてエントリー受付中。参加費は8000円(税込、スポーツ保険含む)。

売木村 合宿受け入れ過去最多に

 「走る村うるぎ」を合言葉に掲げ、重見さんを中心にスポーツ合宿の誘致に力を入れる売木村。グラウンドの整備効果もあり、市民ランナーをはじめ、学生や社会人と、年々来村者が増加している。昨年は過去最多となる延べ3105人が村内を駆けた。

 現役選手であり、豊富な経験、知識を持つ重見さんが、練習メニューやコースの設定、村内の案内まで、多角的にサポートできることも大きな強みとなっている。

 これまでは中京圏を中心とした市民ランナーの利用が多くを占めてきたが、昨年5月には初めて社会人チームが長期合宿を行い、日本トップレベルの選手が訪れるなど徐々に学校や企業の合宿も増えている。大手旅行代理店が展開するスポーツ事業との連携が進んでおり、今後は関西方面の学生や社会人の利用増も見込まれる。

 今回、村外の有志により24時間走が企画されたことに重見さんは「村の活性化を思い、村外の人らが自主的に動いてくれることはとてもありがたい。これまではどうしても行政主導だったので、『走る村』として一つ上のステージに上ることができたのでは」と喜んだ。

◎写真説明:昨年5月に名古屋から売木まで完走した藤原さんら

  

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