SON小学生フロアホッケー交流会開く

スポーツ

[ 2010年 1月 19日 火曜日 8時12分 ]

 スペシャルオリンピックス日本・長野いいだプログラム(運営委員代表・宮下智明星学園長)の小学生フロアホッケー交流会が16日、喬木村の飯田養護学校体育館で開かれた。知的障害者と小学生がともに汗を流し、親交を深めた。

 スペシャルオリンピックス(SO)は、1968年、スポーツを楽しむ機会の少なかった知的障害者にスポーツを通じ社会参加を応援するため、故ケネディ大統領の妹ユニス・シュライバーさんによって設立された。さまざまなスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的スポーツ組織。SOは、それらのスポーツに参加する知的障害者をアスリートと呼び、彼らの健康増進と地域社会との交流の機会を提供している。

 スペシャルオリンピックス日本(SON)・長野は、日本国内でSOの活動を推進する地区組織の一つ。3年目を迎えたいいだプログラムでは、約20人のアスリート、約40人の飯田女子短期大学(飯田市松尾代田)の学生と地域の高校生ボランティアが、スポーツ活動に取り組んでいる。今年度は夏季に5回、秋季に8回開催された。

 今回、知的障害者支援施設「親愛の里」=松川町=、「夢のつばさ」=阿智村=、「明星学園」=駄科=のアスリート15人と、松川中央小、阿智第一小の児童20人、女子短大の学生ボランティア8人とSOスタッフが交流会に参加した。

 まずボランティアとSOスタッフがフロアホッケーを実際にしながらルールを解説。次に、小学生とアスリートがペアとなり、直径20センチの穴のあいた「パック」を「スティック」で打ったり、味方へのパスのやり方などを練習した。

 試合は3回に分けて行われた。プレイヤーがゴールに近づくと「シュート!」と声が掛かり、点をあげると会場に歓声が起こった。何とかパックを奪おうとプレイに夢中になり、倒れこむ参加者もいて、白熱した試合が展開された。

 試合後、宮下代表が参加者に感想を聞くと、「楽しかった」という声が次々にあがった。宮下代表は「地域の人たちとアスリートが一緒に楽しむユニファイド・スポーツが大事」と語り、SOの活動が広く認知されることを期待していた。

 アスリートの内藤久子さん(62)は「小学生とは初めてフロアホッケーをした。面白かったし、体が丈夫になって元気をもらった」と話していた。

  

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