高校野球県大会 風越 投手戦制し4強

スポーツ

[ 2009年 10月 6日 火曜日 8時25分 ]

 第121回秋季北信越高校野球県大会は3―4日、1回戦8試合、準々決勝4試合を行い4強が出そろった。南信1位の風越は大町にコールド勝ちし、準々決勝で松代との投手戦を制した。準決勝の相手は今夏の2回戦で3―0で下している長野。ナインは「相手を意識せず一戦一戦着実に勝ち上がるだけ」。96年秋以来26季ぶりの北信越まであと1勝だ。
 
 力投するエースを、打線が要所できっちり援護。北信3位、松代との息詰まる投手戦は終盤に打線がつながった風越に軍配が上がった。
 
 中盤まで右腕瀬在を攻めきれなかった風越。だが六回、9番小竹の中前打に続き1番竹内のバスターが決まり、バントを絡め一死2、3塁と好機をぐっと広げた。「スクイズは無い。思い切っていけ」。伊藤監督に背中を押された3番坂本は「ようやくつながった打線。ここで流れを呼び込もう」と打席に立つと、詰まりながらも左前へ先制打。会心とはいかなかったが、勝負強さを見せつけた。
 
 八回二死3塁から内野のエラー絡みで追いつかれた直後、「真っ直ぐを狙っていた」という先頭の小竹が1―2塁間を破り再び突破口をこじ開け、犠打などで中軸へとつないだ。二死1、3塁。下位打線がつくった好機に「何としてもここで決めたかった」と4番唐沢。カウント1―3からの内角直球をうまく中前へ弾き返し勝ち越しに成功した。
 
 秋に入り防御率0点台の主戦梅村に頼りがちだったが打線が、この日は少ない好機にきっちり得点を集め、エースを援護もした。伊藤監督は「もともと打てないチーム。それでも欲しいところで点を取れたのは選手たちの成長でしょう」と笑みを見せた。

 2度の得点に絡んだ9番小竹はこの日3打数2安打の活躍。八回には貴重な決勝点を踏んだ。「チームのためにと打席に立った」と小竹。伊藤監督は「3人いる右翼手の中で調子が上向きだった。期待通りの働き。殊勲打です」とたたえた。
 
   *   *
 
 風越、長野、佐久長聖、上田西がベスト4入りした。
 
 大会は5日の休養日を挟み、6日に上田県営球場で佐久長聖―上田西、風越―長野の代表決定戦(準決勝)を行う。決勝と3位決定戦は同球場で7日。
 
 長野は風越同様、投手を中心にした守りのチーム。主戦西沢は130キロ台後半の直球に加え、縦のスライダーとカットボールの切れで勝負する技巧派。投手戦が予想され、風越は好機に確実に得点することで主導権を握りたい。
 
 勝ち残った4校で、上位3校に与えられる北信越大会(10月17―20日・石川県)出場権獲得を目指す。
 

  

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