「和合の念仏踊り」始まる

文化・芸能

[ 2021年 8月 14日 土曜日 13時37分 ]

 

 阿南町和合に300年余り受け継がれる国重要無形民俗文化財「和合の念仏踊り」が13日夜、林松寺で始まった。新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に続き観覧者は地元住民に限定。大雨のため日程の短縮を余儀なくされたが、平松三武同踊り保存会長(75)は「厳しい状況下でも何とか形にすることができた」と安堵(あんど)した。

 豊作を祈願するとともに、新仏を供養する伝統の踊り。16日まで毎晩同寺などで踊り、太鼓やカネの音、念仏や和讃の声を響かせる。例年13日は、熊野社、和合の開祖とされる宮下家、同寺の3カ所で踊るが、今年は雨のため同寺本堂のみで行った。

 午後8時過ぎ、旗、ヒッチキ(竹の棒と擦りザサラ)、太鼓、かね、ヤッコ、花など30人余りの行列が本堂に入り、静かに行進。続いて踊り手のヒッチキが2人一組となり、テンポの速い拍子に合わせて「ヤートーセー」の掛け声とともに飛び跳ねながら激しく体をぶつけ合い、観客の拍手を誘った。

 ヒッチキ役を務めた小掠正見さん(16)は、「動き回るスペースが限られ踊りにくかったが、しっかりと踊り切ることができた」、井上自流さん(同)は「和合でしかできない踊り。踊ることができてうれしかった」と笑顔を見せていた。

◎写真説明:林松寺本堂で行われた念仏踊り

  

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