【天龍村】天龍村に伝わる霜月神楽「向方のお潔め祭り」が3年ぶり通常開催 村内外から観覧客訪れる

文化・芸能

[ 2023年 1月 4日 水曜日 14時34分 ]

 天龍村に伝わる霜月神楽(国重要無形民俗文化財)の一つ、「向方のお潔め祭り」が3日、向方地区の天照大神社で開かれた。3年ぶりの通常開催で村内外から観覧客が訪れる中、神前に供えた湯釜を囲んで老若男女が舞を奉納。舞で清めた湯を神々に献湯し、氏子らの無病息災を願った。

 面形の無い湯立神楽で、氏子らが扇、鈴、剣などを手に「花のようとめの舞」「四ツ舞」「三ツ舞」「古伝の舞」「火伏せ」など、多彩な湯ばやしの舞を舞う。

 過疎化が進む同地区は現在約40戸余り。高齢化もあって、祭りの継承に向け担い手の確保、育成が課題となっているが、近年は祭りへの関心を持つ県内外の若者らが、祭りをきっかけに地区との交流を続け、住民とのきずなを深めている。

 今年も村主催の体験講座「秘境大学」の受講生らが舞い手や裏方として参加。12月には村で合宿を行うなど練習を積み重ね、この日に臨んだ。

 午後4時ごろから約20人が代わる代わる舞を披露。小学校低学年のころから舞い手を務めている飯田OIDE長姫高校1年の男子生徒(16)は「地区外から多くの人が参加して盛り上げてくれてうれしい」と喜び、「皆に楽しんでもらえるようきれいに踊ることを心掛けている」と話した。

 同地区祭り芸能部の村松久一さん(73)は「人口減少と高齢化が進み、祭りを継承していけるか、ぎりぎりのところにある。東京や愛知などから若い人が集まり、我々の世代が残っているうちにどう伝統を伝えていくかが課題」と語った。

 天龍村の霜月神楽は、向方のお潔め祭りの他、1月4日から5日にかけて行う「坂部の冬祭り」と、5日から6日にかけて行う「大河内池大神社例祭」がある。坂部と大河内は新型コロナウイルス感染予防の観点から、今年も氏子のみで行う。

◎写真説明:天照大神社で開いたお潔め祭り

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

Sponsored Link

     

最近の記事

【飯田市】回復傾向も「依然厳しい」 公共交通改善市民会議が上半期輸送実績を報告

2月4日土曜日14:35

【平谷村】雪上の遊びを満喫 平谷高原スキー場で3年ぶりの「珍珍幕府冬の陣」開催

2月4日土曜日14:04

【飯田市】第38回ムトス飯田賞が決定 「平和の種」と「アップルサンタ」の2団体が受賞

2月3日金曜日15:16

【飯田市】権現山白山社などで祈祷や豆まき 1年の平穏を願う節分行事

2月3日金曜日15:20

【飯田市・下伊那】飯田南道路23年度の事業化向け期成同盟会が国に要望書

2月2日木曜日15:46

【飯田市・下伊那】県立高校入学試験の前期選抜が県内一斉に実施 飯伊は578人が面接臨む

2月2日木曜日15:23

【飯田市】龍江の今田平でイチゴ狩りがオープン 龍江小児童が収穫体験

2月1日水曜日15:15

【飯田市】信州黄金シャモの魅力発信 下農高畜産部が飲食店とラーメン共同開発

2月1日水曜日15:27

【阿南町】マイナンバーカード取得促進へ独自施策 3月末まで申請に商品券給付

1月31日火曜日15:16

【飯田市】上下水道料金値上げの諮問内容を協議 改定時期「10月~来年4月の間」

1月31日火曜日15:24

【長野県・飯田市・下伊那】県議選告示日まであと2カ月

1月30日月曜日15:27

【飯田市】10店舗からお気に入りの1本を 座光寺のエス・バードでシードル試飲販売会

1月30日月曜日15:54

日本の伝統文化に関心のある旅行者向けツアーの造成を目指す 飯田市内でファムツアー

1月28日土曜日13:10

千代小学校の6年生が旧満州開拓団慰霊碑の維持管理活動

1月28日土曜日13:31

【松川町】小渋第3発電所の大規模改修へ向けた起工式 「学びの場」「観光の場」づくりも

1月27日金曜日16:02




南信州新聞の購読はこちら

記事の検索はこちらから




印刷について

出版物について

工場見学について

公式Twitter

公式フェイスブック

RSS




南信州飯田観光ガイド2022秋冬

三遠南信biz

南信州企業ナビ

グリムスパンキーニュース

南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞