飯田市街地で今月25~27日に行う「飯田お練りまつり」には、飯田下伊那地域の35団体(2月25日現在)が出演する。常連だった団体の一部が出演を見送った一方、南信州複合芸能文化の会(南信州天昇オロチ)と東鼎獅子舞保存会が初めて出演して盛り上げる。
初日の25日は、東野大獅子保存会と本町三丁目大名行列保存会の2団体、2日目の26日は29団体、最終日の27日は17団体が出演する。
25日は東野大獅子、大名行列とも午前8時台から始動し、夕方まで市街地を練り歩く。
東野大獅子は午前8時に錦町のシルクホテル前での演舞に続いて出発し、午後6時半に本町1で終了する。
大名行列は追手町の赤門で午前8時5分、市役所で同8時半から。午後5時45分までに地元本町3に戻る予定。
中央通りと銀座、知久町は時計回りとし、各団体は常盤町の飯田商工会館前に設ける本部で期間中に演舞を行う。
団体の位置情報や混雑状況は、GPS位置情報システム「NERIなび」で表示し、観覧者が多く集まる演舞場所にはスタッフを配置し、間隔を開けるなどの注意を促す。
出演団体は変更になる場合がある。35団体は、過去最多だった前回(2016年)の47団体より12団体少ない。
出演団体の打ち合わせ会議は、15日午後6時半から飯田商工会館で開く。
◎写真説明:前回2016年の飯田お練りまつり