飯田市の中心市街地で開くグルメとサブカルチャーの祭典「飯田丘のまちフェスティバル(丘フェス)」の実行委員会は4日、第14回丘フェスを11月3日に開くと発表した。新型コロナの影響で2年連続で延期や代替イベントといった対応を余儀なくされ、通常開催は3年ぶり。
フィギュア(人形)やコスプレ、痛車などのサブカルチャーを中心にしたブースのほか、グルメサミット、移動動物園、伝統文化発信、餅投げ、地域の魅力発信コーナーなど25の催しを計画する。
新たな試みとして、飯田駅前をスタート地点とするオープニングパレードを計画。飯田チンドン研究会、アリスバトンクラブなどが丘フェスの開幕を盛り上げる。
声優で丘フェスPR大使の高木美佑さんがリモート出演する予定。コロナ禍を踏まえて専用の飲食エリアを設ける。
午前11~午後4時。りんご並木、本町1丁目、銀座1~4丁目、知久町1丁目、中央通り1~4丁目が会場となる。
昨年代替イベントとして取り入れた「バーチャル丘フェス」も併用する。3年ぶりの開催とあってSNSによる配信を強化する方針で、新たにインスタグラムを開設した。
神藤光裕実行委員長は自主的なブースづくりがイベントの特徴とし「趣向を凝らして自由に表現するそれぞれのブースを楽しんでもらえたら」と話した。
19年の第13回は5万人が来場した。
◎写真説明:丘フェスをPRする関係者