大宮諏訪神社は式年大祭と飯田お練りまつりに合わせ、限定の御朱印を初めて作った。23日から同神社の社務所で500枚を販売する。
横幅は一般的な御朱印の2倍ほどあり、2つに折り畳むことを想定して制作。「令和四年壬寅式年大祭」と「信州飯田お練りまつり」のWネームとした。
下の方に載せた神輿渡御の絵は、神社が所蔵する明治時代の絵巻物「縁起絵詞(えんぎことば)」からの引用で、江戸時代に行われた渡御の様子が描かれている。
本殿の鏡と同じ形とした「式年大祭」の印と「龍」の字を重ね合わせ、神社の神紋となっている梶を入れるなど、随所にこだわりを盛り込んだ。
1枚800円。お守り(800円)とセットで買うと1500円になる。
大総代の木下潤二さん(73)は「御朱印で式年大祭とお練りまつりの両方を盛り上げたい。この機会にお求めいただけたら」と話している。
販売時間は午前8時から午後4時まで。4月1日ごろまで販売予定だが、完売した時点で終了する。
◎写真説明:神輿渡御の絵が入った御朱印