飯田市街地で25~27日に開く飯田お練りまつりに向け、同奉賛会は23日、「余興参加章神旗授与祭」を飯田市宮の前の大宮諏訪神社で開き、出演する26団体にお練りまつりへの参加を認める神旗(奉賛旗)を手渡した。
境内を清める神事「清祓(きよはらい)」が行われた拝殿に各団体の代表者が集まり、お練りまつりが安全に行われることを願う神事に続き、奉賛会の原勉会長らが各団体の代表者に神旗を手渡した。
原会長は神事前のあいさつで、コロナ下で出し物の練習を続けてきた各団体の労を労い、出演団体数が26になったと告げると「地域の伝統文化を守るという自負のもとに集まっていただいた皆さんの取り組みが続くことにより、地域がつながる。7年に一度の祭りを盛り上げてほしい」と話した。
天龍峡龍神の舞保存会の関谷藤吉会長(71)は「いよいよ本番が近付いてきたと実感し、身の引き締まる思いで神旗をいただいた」と話していた。
境内には朝から多くの参拝者が訪れ、この日から500枚限定で頒布を始めた式年大祭と飯田お練りまつりの御朱印を買い求めていた。
24日は、ご神体をみこしに乗せて市内を巡る式年大祭最大の祭事「神輿渡御(みこしとぎょ)」がある。
◎写真説明:26団体が神旗を受け取った