【飯田市】座光寺の元善光寺で88日間の御開帳が始まる 雨の中でも多くの参拝客訪れる

文化・芸能

[ 2022年 4月 4日 月曜日 15時33分 ]

 秘仏となっている善光寺(長野市)の本尊がかつて安置されていたとされる飯田市座光寺の元善光寺で3日、数え年で7年に1度の御開帳が始まった。初日はあいにくの雨となったものの、県内外から参拝に訪れた善男善女は晴れやかな表情で新調された回向柱に触れ、姿を現した前立(まえだち)本尊の一光三尊阿弥陀如来像に手を合わせた。

 ゆかりのある善光寺に合わせ、今回は御開帳を昨年春から1年延期。密集回避のため、期間も善光寺と同じ6月29日までの88日間とした。

 本多秀道住職(47)らは午前9時から本堂で経をあげ、前立本尊が安置された厨子の扉を開いた。続いて前立本尊と「善の綱」で結ばれた高さ4メートル余の回向柱に向かって般若心経を唱え、仏を供養する札をまくと御開帳が開幕した。

 参拝客は3月に改修が完了したばかりの本堂で阿弥陀如来像に手を合わせると、戒壇巡りを体験したりお守りを購入したり。前立本尊に触れるのと同じ功徳があるとされる回向柱には手指を消毒した上で触れ、ご利益を願った。

 家族で訪れた高森南小学校6年の男子児童(11)はコロナ終息と自身の健康、家族の安全などを祈願。「前回の時は保育園児で御開帳のことがよく分かっていなかったので来れてよかった。6年後もまた参拝できたら」と話していた。

 本多住職は「1年延期したことで感染対策も万全になった。今回は88日間あるのでぜひ足を運んでいただけたら」と話していた。

 麻績の里(座光寺)は、本多善光が難波の堀から一光三尊の阿弥陀如来を迎えた地。長野に本尊を移した際、麻績の里には木彫りの御尊像が残され、「毎月半ば十五日間は必ずこの麻績の古里に帰り来て…」という誓願を残したといういわれから「善光寺だけでは片参り」とされる。5月1日には前立本尊をたたえる「中日大法要」がある。

◎写真説明:回向柱に触れる参拝客ら

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

Sponsored Link

     

最近の記事

【飯田市】ドローン先進地区目指す座光寺自治会、会員が講習受け申請へ 近く2期生も開始

10月5日水曜日16:19

【飯田市】遠山郷のシカ肉で「登山メシ」 来春からの販売に向けプロジェクト進行中

10月5日水曜日15:59

【飯田市】グルメとサブカルチャーの祭典「飯田丘のまちフェスティバル」飯田市の中心市街地で3年ぶりに通常開催へ

10月4日火曜日15:41

【飯田市】追手町小学校創立150周年記念事業で校舎を昼夜開放へ 人形劇やナイトツアーなど多彩な企画も

10月4日火曜日15:37

【大鹿村】大鹿中学校の全校生徒による歌舞伎公演 豊かな表現で観客引き込む

10月3日月曜日15:52

【浜松市】阿南町の和合の念仏踊り保存会が「三遠南信念仏踊り・遠州大念仏競演(仮)」の収録に参加 浜松市の舞台で「庭入り」披露

10月3日月曜日15:53

【飯田市・下伊那】三遠南信道飯喬道路3工区で初のトンネル完成式 早期開通へ思い新たに

10月1日土曜日14:11

【飯田市・下伊那】「身近な相談先知って」オレンジリボンが児童虐待防止啓発でティッシュ配布

10月1日土曜日14:56

【飯田市】公共施設のネット予約システム10月3日から稼働 PC、スマホに対応

9月30日金曜日16:42

【東京都】ニッチローさん監修の焼き肉店が下北沢にオープン

9月30日金曜日16:45

【飯田市】大規模断水の静岡市清水区へ職員と給水車を派遣 副市長と職員が拍手で送り出す

9月29日木曜日15:06

【阿智村】「豊かな自然生かしたい」浪合に移住した母親たちが子育て広場を始める

9月29日木曜日15:48

【リニア中央新幹線】JR東海が「対策土」活用に向け試験施工の方針示す 大鹿村の仮置場で年末にも

9月28日水曜日15:17

【飯田市】久保田さんが古民家活用し書店オープン「本を読む楽しさ感じられる場所に」

9月28日水曜日15:16

【飯田市・下伊那】伊那谷民俗芸能団体連絡協議会が総会 地域文化の継承へ意気を高める

9月27日火曜日15:03




南信州新聞の購読はこちら

記事の検索はこちらから




印刷について

出版物について

工場見学について

公式Twitter

公式フェイスブック

RSS




南信州飯田観光ガイド2022秋冬

三遠南信biz

南信州企業ナビ

グリムスパンキーニュース

南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞