飯田市街地で25~27日に開く飯田お練りまつりに向け、東野大獅子保存会(菅沼敬一会長)は20日、地元向けのお披露目会を宮ノ上の宮ノ上児童遊園で行い、住民約100人を前に練習の成果を披露した。
屋外でのリハーサルは、同保存会史上初の試み。2016年までは屋内でしていたが、時間通りスムーズに演舞ができるよう、より本番に近い形をとり、所望のリハーサルも行った。
約200人による大獅子は頭の方向を変えながら豪快に舞い、宇天王も優美な舞を披露した。
菅沼会長は「新型コロナウイルス感染拡大の影響で練習時間は少なかったが、仕上がっている。屋外リハーサルで全体的なことも確認できた」と話し、本番への自信をのぞかせた。
娘婿の勇姿を見にきた宮ノ上の女性(70)は「コロナ下で一生懸命練習してきたので、この日を楽しみにしていた。本番も天気に恵まれてほしい」と話していた。
東野大獅子は「町内ならし」として、24日朝から登場。東野地区内で舞う。
◎写真説明:屋外でリハーサルを行う東野大獅子