伝統的に七五三を祝う15日に合わせ、飯田下伊那地域でも14、15の両日、健やかな成長を願って参拝する親子連れの姿が各地で見られた。
飯田市松尾の鳩ケ嶺八幡宮も、着物やはかま姿の子どもを連れた参拝客でにぎわった。
同宮では、受付に消毒液やパーテーションを設置するなど、新型コロナウイルス感染症対策を実施。10月ごろに受け入れを始め、11月上旬ごろがピークになるという。
14日は、鮮やかな着物やはかま、スーツに身を包んだ子どもたちが、家族とともに神事に参列。祝詞奏上、玉串奉てんに続いて総代会役員から千歳あめを受け取ると、「ありがとうございます」と礼を言って笑顔を浮かべていた。
参拝後には、拝殿をバックに記念撮影をしていた。
次男(4)の七五三で、家族4人で訪れた男性(40)=同市松尾城=は「八幡宮の皆さんに親切にしていただいて、しっかりお祝いすることができた。けがなく元気に育ってくれれば」と話していた。
◎写真説明:記念撮影をする家族