飯田お練りまつり(25~27日)に出演する銀座次郎長道中実行委員会は10日、本番に向けた練習を主税町の施設で始めた。演者の半分が新人ながら上達が早く、役員たちは「見栄えのいい踊りが披露できそう」と声を弾ませた。
銀座次郎長道中は1954(昭和29)年に始まり、お練りまつり出演は今年で13回目。銀座の商店主や住民らがお馴染みの清水次郎長一家にふんし、音楽に合わせた踊りを披露しながら練り歩く。
役者は前回の29人から19人に減らし、半分が新人となったものの、若者が多いとあってのみ込みが早く、3つある振り付けのうち1つを初日にほぼマスターした。
踊りの指導にあたった加藤高峰さん(60)は「初日でここまで踊れるとはすごい」、次郎長を演じる熊谷雅和実行委員長(47)は「きれいにそろったら絶対にかっこいい」と話し、残り6回の練習に意欲をみせた。
◎写真説明:振り付けを練習する“次郎長一家”の面々