31日に始まる「いいだ人形劇フェスタ」に先駆けて人形劇を楽しむ「プレフェス」が18~20日、飯田市内3会場で開かれている。18日は「人形劇団むすび座」が上郷公民館で2公演を行い、かわいらしいお話の世界で会場いっぱいの観客を楽しませた。
開幕を目前にひかえたフェスタのプレイベント。今年は上郷と山本、松尾の3会場で3劇団による公演を行う。
18日は、0~2歳児と保護者を対象とした企画「初めて出会う人形劇」。むすび座が「ミーくんのたのしいおつかい」を演じた。
自分の誕生日ケーキに飾るイチゴを買いに出かけたネコのミーくんが、車に乗って素早く舞台を駆け抜けたり、魚屋でタコが脚をくねらせながらダンスすると、子どもたちは大笑い。
ケーキ作りの場面では、会場の子どもたちもお手伝いして順番にイチゴを飾り付けた。最後に誕生日の歌を全員で歌って、にぎやかに幕を閉じていた。
公演後には、フェスタグッズが当たるプレゼント抽選会を行ったほか、人形との記念撮影を楽しんだ。
19日は午後7時から、上郷公民館で「さんさん劇場」、山本公民館で「人形劇屋たくたく堂」が公演。20日は午前10時から、松尾公民館でたくたく堂が公演する。
ほか、企業によるプレゼント公演として20日午後2時半から、豊丘村の丸三建設管理センターで、たくたく堂が公演する。
下伊那の町村で行う広域公演では28日午後1時から、むすび座の公演が松川町上片桐農村環境改善センターで行われる。
入場には1枚700円の参加証ワッペンが必要(3歳以上)。市役所や市内各公民館、飯田文化会館、当日の公演会場などで販売している。
問い合わせは飯田文化会館内のフェスタ実行委員会事務局(電話0265・23・3552)へ。
◎写真説明:むすび座の公演(上郷公民館で)