座光寺の福島さん日本美術評論家大賞で受賞

文化・芸能

[ 2013年 9月 2日 月曜日 9時05分 ]

 「2013日本美術評論家大賞」(日本美術評論化連盟主催)の審査結果がこのほど発表され、飯田市座光寺の福島勝三さん(69)が、審査員特別賞を受賞した。長年の創作活動による日本の芸術文化の普及・発展への貢献が認められたもので、福島さんは「突然のことにびっくり。うれしいというより、驚きのほうが大きい」としている。

 同大賞は2013年の公募展、個展、美術雑誌などで発表された秀作について同連盟が審査し、ことしを代表する作家・作品に対して贈られるもの。今回は美術・文芸分野の計103人が選ばれており、8月に発行された美術雑誌「BM 美術の杜」32号(美術の杜出版発行)で発表された。

 福島さんは、画家・星野富弘さんの作品に感銘を受け、1991年から植物や野菜など身の回りのものをスケッチした詩画集の制作に取り組むほか、中村泉さん=飯田市桜町=から日本画を学び、日本画院展や県展、南信美術展で活躍。また多数の美術雑誌に作品が掲載されている。

 近年では「エイズチャリティー美術展」(一般社団法人ハートアートコミュニケーション主催)で2年連続上位入賞を果たした。来年には優秀な出品作家が選ばれる内部審査員として、同展で日本画の審査を務める予定だ。

 同大賞では、福島さんがことし発表した作品のうち、エイズチャリティー美術展で上位4賞に続く「STOP AIDS 芸術功労賞」を受賞した日本画「さくら」(20号)に注目している。

 伊那市の高遠城址公園の石垣や、飯田市の大宮神社などのサクラのイメージを重ね合わせて制作したもので、美術・文芸評論家の佃堅輔さんは「金箔、銀箔、銅箔を用いて、さくらの華やぎの雰囲気を醸成する。すぐれた描写力が、それを確かなものにする」と評している。

 福島さんは「評論家大賞での受賞も審査員の話も、両方驚き。恥ずかしい作品を出さないよう精進していかないといけない。あと10年、自分がどうかわっていくか楽しみ。これからも挑戦を続けていきたい」と話していた。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

【飯田市】飯田風越高校で創立120周年記念式典開く

10月16日土曜日14:05

【高森町】高森中3年生が園児に自作の紙芝居を読み聞かせ「すごく喜んでくれた」

10月16日土曜日14:24

【天龍村】国道418号神原トンネル現場見学会に児童らが参加「勉強になった」

10月15日金曜日16:27

【大鹿村】大鹿歌舞伎題材のご当地ポスト「大鹿カブシャンポスト」が道の駅に設置

10月15日金曜日15:04

【長野5区】衆議院解散で総選挙に突入 19日公示、31日投開票

10月14日木曜日15:27

【喬木村】現職・市瀬直史氏が村長選出馬を表明

10月14日木曜日15:18

【豊丘村】地元の味と香りを堪能 小中学校でまつたけ給食

10月13日水曜日15:48

【飯田市】佐藤健飯田市長 就任1年目の市政経営を振り返る

10月13日水曜日15:59

【飯田市・下伊那】緊急事態宣言解除で体験型教育旅行の受け入れが本格化

10月12日火曜日15:45

【天龍村】天龍村の村指定無形民俗文化財「満島神社の秋祭り」開催

10月12日火曜日15:03

【売木村】200キロを走るウルトラマラソン大会を初開催 累計標高差4000メートル超の山岳コースに挑む

10月9日土曜日14:43

【飯田市】菱田春草の没後110年特別展が始まる 「黒き猫」をはじめ珠玉の名画が一堂に

10月9日土曜日14:17

【飯田市】佐藤市長が信大学長に新学部誘致の意向伝える

10月8日金曜日16:29

【阿智村】上清内路諏訪神社で江戸時代から続く伝統煙火奉納

10月8日金曜日16:11

【飯田市】高校生対象にライフデザインセミナー 「地元で子育てを考えてくれたらうれしい」

10月7日木曜日15:28








記事の検索はこちらから



















南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞