2年ぶりに花火打ち上げ

文化・芸能

[ 2021年 8月 23日 月曜日 15時57分 ]

 飯田市内で最も早い秋祭りとして知られる矢高諏訪神社(同市鼎下山)の秋季祭典が21、22の両日、同神社であった。21日の宵祭りは、きおいこみや出店、連合大三国を取りやめ、花火の打ち上げのみに規模を縮小。15基のスターマイン・大スターマインと約200発の花火が鼎の夜空を彩った。

 同神社は鼎地区の全10地区のうち、一色と切石、名古熊の3地区を除く旧鼎村の上山、下山、中平、上茶屋、下茶屋、東鼎、西鼎の計7区、約300戸を氏子としている。秋祭りは氏子衆の家内安全や五穀豊穣、無病息災、商売繁盛などを祈願する年中行事として長く受け継がれている。

 昨年の祭典は、新型コロナ感染症予防のため、関係者らが神事のみを執り行った。2年ぶりとなった今回の花火の打ち上げは、集まらずに自宅で楽しむ「家見の花火」を地域住民に提案し、打ち上げ場所の矢高中央公園周辺を通行止めとするなど、感染症対策を徹底した。

 直前まで雨が降り続いていたが、開始時刻の午後7時には上がった。色とりどり、多様な形の花火が夜空に大輪を描いた。

 年番長で下茶屋区長の福澤博さんは「これまでは毎年のことと思って何となく見ていた花火だが、久しぶりに見ると、とても美しかった。コロナで暗くなっている人々の心を鼓舞してくれたようだ」と話していた。

◎写真説明:2年ぶりに打ち上げられた矢高神社の花火(写真部・辻元健朗)

  

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