7カ月ぶりにアマの舞台

文化・芸能

[ 2020年 9月 23日 水曜日 14時53分 ]

 NPO法人いいだ人形劇センターは20日、地元アマチュア劇団が月替わりで上演する「人形劇定期公演」を飯田市高羽町の飯田人形劇場で開いた。新型コロナウイルス感染症の影響で、7カ月ぶりの公演。地域で活動する3組が出演し、会場を訪れた約50人を楽しませた。

 感染拡大防止のため3月から中止していた。感染防止対策としてチケットを事前予約制とし、定員を通常の半数に当たる100人に。来場者はマスクを着用し、受付で手指消毒と検温を済ませ、スタッフの案内で前後左右の間隔をとって着席した。

 この日は、同NPOが開く人形劇初級コースを受講した、市内在住の男性の一人芝居3組が出演。顔まで覆う黒衣やフェースシールドをして舞台に立った。

 なかがた座は、三番叟を演じていたカラスが、華やかな姿に早変わりしてサンバを踊る「サンバ・ショー」を上演。代田智之さんは「なかよし」で、ちぐはぐなやり取りを繰り広げながら仲良く遊ぶ2人のキャラクターを演じ、会場を楽しませた。

 シアター奇望堂はオリジナル作品「起きろ!」を披露した。遅刻しそうな少年を起こそうと、時計やランドセル、服など少年の持ち物が奮闘するストーリー。観客がキャラクターと一緒に「起きろ」と少年に呼び掛ける場面もあり、会場全体で劇を盛り上げていた。

 なかがた座は「上演は2月以来。次の公演の予定はないが、人形を作っているので次の作品につながれば」、代田さんは「久しぶりの上演で、スポットライトを浴びて緊張した」などと語った。

 奇望堂は「興味のある人には道具を貸すので演じてみて」と、観客に人形劇への参加を呼び掛けていた。

 公演終了後は密にならないよう、観客はスタッフの誘導で退場。出演者は舞台上で人形を持ちながらあいさつし、観客を見送っていた。

 次回の定期公演は10月17日に開催する予定。

◎写真説明:7カ月ぶりに開催した人形劇定期公演

  

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