おいでなんしょ寄席 「桂文治」 締めの披露興行で熱演

文化・芸能

[ 2013年 12月 5日 木曜日 12時32分 ]

 第37回おいでなんしょ寄席(同実行委員会、南信州新聞社、飯田文化会館主催)が3日夜、飯田市高羽町の飯田文化会館で開かれた。東西の落語界にまたがる大名跡「桂文治」の十一代目誕生を、東京から三遊亭小遊三、大阪から桂米團治を迎えて祝い、話芸を楽しんだ。大きな会場で開く文治の襲名披露興行は、飯田が最終。

 襲名披露の口上は開演直後に行い、落語芸術協会の副会長を務める小遊三、上方を代表する落語家・桂米朝の名代として招いた米團治が、ユーモラスな口上で平成文治を祝福。約500人の来場者と一緒に前途を祈った。

 文治はよく通る声で「落語を聴きにいくと若くなる。刺激がある人は元気なんです」などと話すと、先代が得意とした「源平盛衰記」を自分流にアレンジし、時間をかけて熱演。流行語大賞の一つ「じぇじぇじぇ」、ウグイスの鳴きまねも取り入れて爆笑を誘った。

 年末の借金取りとのやりとりが楽しい「掛け取り」を演じた米團治は、JR中津川駅から飯田までの1時間のうちに運転手、寄席の実行委員から聞いた飯田の地名を、芝居口調の長いせりふにしゃれとして盛り込み、「高価なものはもう川路」などと話して来場者を大喜びさせた。

 「短命」を選んだ小遊三はリニア中央新幹線が通る山梨県大月市出身とあって、「前回の東京五輪は新幹線と首都高速を間に合わせたのに、リニアは間に合わない。飯田までは造ればいいじゃないですか」と話すと、会場から笑いと拍手が起きた。

 同寄席を構成する飯田市扇町出身の寄席文字書家、橘左近さんは「飯田で総仕上げの襲名披露をするという約束を守ってくれ、良い会になってよかった」と話した。

 米團治は終演後「破天荒に明るく、程よく色気もある。いい人が文治になった」と襲名を喜んでいた。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

【リニア中央新幹線】長野県内初、伊那山地トンネル青木川工区の本線用トンネル掘削を開始

9月22日水曜日16:15

【飯田市・喬木村】4社がフィットネス市場に向け半生菓子を発売「トレーニングに最適」

9月22日水曜日15:36

【飯田市】市消防団が防災功労者内閣総理大臣表彰「昨年7月豪雨で人命の安全確保と被害軽減に尽力」

9月21日火曜日15:36

【飯田市】「SDGs身近に」田畑茶舗が期限切れのお茶をほうじ茶にする「息吹茶サービス」を開始

9月21日火曜日15:38

【長野5区】衆院任期満了まで1カ月、日程不透明も与野党の動き活発

9月20日月曜日13:58

【飯田市】和田諏訪神社で御柱祭に向けて用材伐採「斧入れ式」

9月20日月曜日13:33

【飯田市】飯田商工会議所が飲食店応援プロジェクト「いいだHappy Eats」始動

9月18日土曜日13:37

【飯田市】飯田署が動物園に委嘱状を交付

9月18日土曜日13:40

【阿南町】阿南高校生が「鈴ケ沢なす」や「鈴ケ沢南蛮」など伝統野菜見学

9月17日金曜日15:28

【飯田市】美術博物館が菱田春草子ども向け鑑賞ガイド作成

9月17日金曜日15:24

【飯田市】保護猫ふれあいハウスかぎしっぽが閉店へ

9月16日木曜日16:28

【飯田下伊那】からあげグランプリ決勝大会開催へ

9月16日木曜日16:52

【飯田市】風越高生徒有志らが駅前プラザ活用プロジェクト

9月15日水曜日15:50

【大鹿村】観光協会が電動自転車試乗会開く

9月15日水曜日15:12

【飯田市】コロナ感染症対策第10弾を発表

9月14日火曜日15:08








記事の検索はこちらから



















南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞