日本一の焼き肉の街・南信州飯田の魅力を詰め込んだファストフード「飯田焼肉ドック」が1日、中央道と長野道のサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)などで発売される。
リニア中央新幹線の開業を見据え、飯田を全国発信できるテークアウト商品を開発して地域を盛り上げよう―と、焼き肉店の長屋門桒はら(飯田市松尾)と地域食品を企画・製造・販売するマツザワ(高森町)が共同開発。桒原幸一郎オーナーシェフが監修した。
飯田焼肉を象徴するラム肉をしょう油、ニンニク、マルマンの「飯田の辛みそ」で作ったたれに漬け込み、ピザなどに使うモッツァレラチーズとともに中華まん風の生地で包み込んでいる。
手軽に味わえる飯田焼肉の関連商品としてSA、PAのほかイオン飯田フードコート、東京都立川市でマツザワが直営するFAVERS、地域イベントで販売し、リニア開業に向けて販売しながら改良を重ねていく。
6月29日に桒はらで開いた会見で、飯田焼肉大使を務めるものまね芸人のニッチローさんは「ジューシーで飯田の焼き肉が全てここに含まれている感じ。これは絶対ヒットする。大谷選手にも食べてもらいたい」と話した。
120グラムで希望小売価格は350円。
◎写真説明:飯田焼肉ドックを手にする関係者