豊丘村の桃狩りが13日、スタートした。コロナの影響でここ数年はバスツアーの団体客が少なく、個人客の受け入れにも注力してきた。バスツアー受け入れは16日から始まる予定だ。
初日は個人客6組ほどが訪れた。道の駅とよおかマルシェで受け付けを済ませると村内の受け入れ農家の桃畑へ。赤く色づいた桃に喜びながら、早生種の日川白鳳などをもぎとった。
収穫体験後は道の駅へ戻り、桃の食べ放題を楽しんだ。用意された桃を手に取って皮をむき、汁を滴らせながら甘い果実をほおばった。
愛知県知立市から訪れた女性は「昼神温泉に泊まったが、ネットで今日から桃狩りがあると知って訪れた。リンゴ狩りはしたことがあるけれど桃は初めて」と話した。
受け入れ農家の「おらほ農」園主の伊藤好夫さん(45)によると、今年は天候が良く生育が進んでいるという。「以前はバスツアーのみだったが、今は個人客も増えた。桃のできが良いので、ぜひ多くの方に来てもらいたい」と話していた。
桃狩りは8月21日まで実施予定。連日午前9時~11時半まで受け付けている。予約は豊丘村観光協会(電話0265・49・3395)、または「とよおか旅時間」のウェブサイト(https://www.vill-nagano-toyooka-kanko.jp)へ。
◎写真説明:豊丘村で始まった桃狩り