【阿智村】阿智☆昼神観光局が「昆虫食」の自動販売機を設置 信州の伝統的食文化PR

南信州経済

[ 2022年 6月 3日 金曜日 15時58分 ]

 阿智村の阿智☆昼神観光局は、昼神温泉郷の観光拠点施設「阿智ベース」に「昆虫食」の自動販売機を設置し、販売を始めた。輸入品の他、信州産の「イナゴ」や「蜂の子」のつくだ煮も並び、信州の伝統的な食文化をPRしている。

 飯田市の自営業大澤麻実さん(34)が同局に話を持ちかけた。コロナ禍で自販機が流行り、都市部では昆虫食も目に付くようになっている。一方、古くから昆虫を食べる文化があるにもかかわらず県内ではあまり注目されていないと感じ、「信州の昆虫食文化を発信し、信州の良さを伝えたい」と自販機での販売を考えた。

 施設の入口前に設置し、5月30日に販売を開始。計20種類以上の商品を並べた。

 信州の珍味としてイナゴと蜂の子のつくだ煮を販売。大澤さんは「イナゴはたつくりよりやわらかい。栄養価が高く、低カロリーで高タンパク。お酒のつまみにも合う」と魅力を語る。

 他にはコオロギ、蚕、セミの幼虫、クモのタランチュラなどさまざまな輸入品の昆虫食が並び、チョコレートでコーティングされた商品が人気という。サソリは塩味でサクサクとした食感で、タガメのエキスが入ったサイダーもある。

 大澤さんは「若い人には新鮮で、年配者には懐かしく感じるのでは。環境への配慮が重視される中、未来食としても注目されており、環境問題を考えるきっかけになれば」、阿智☆昼神観光局は「信州の伝統的な食文化を観光客に広くPRし、地元の人にも改めて興味を持ってもらいたい」としている。

◎写真説明:20種類以上の昆虫食が並ぶ自販機(阿智ベース玄関前)

  

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