【飯田市】「SDGs身近に」田畑茶舗が期限切れのお茶をほうじ茶にする「息吹茶サービス」を開始

南信州経済

[ 2021年 9月 21日 火曜日 15時38分 ]

 お茶を製造販売する田畑茶舗(田畑洋一社長、本店・飯田市知久町)は、以前から続けてきた「賞味期限切れの緑茶や棒茶をほうじ茶に加工する取り組み」を「息吹茶サービス」とネーミングし、10月から改めて利用を呼び掛ける。国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の1つ「つくる責任 使う責任」を身近に感じてもらうため、社会貢献として提供する。

 お茶をほうじ茶に加工するサービスは「しまい込んだまま飲まれず、古くなって捨てられる返礼品などのお茶の命を粗末にしてほしくない」と、焙煎機の導入に合わせて6年ほど前に開始。営利が目的でないためサービスの名称はなく、大々的なPRもしてこなかった。

 サービスに商品名を付けたのは、お茶がよみがえり、息を吹き返す取り組みの内容を分かりやすく伝えることで、これまで以上に食品ロスの削減につなげたいという考えから。「どこか分かりづらい」と感じるSDGsを自分ごとと捉えてもらうきっかけにもしたい考えだ。

 料金は100グラムにつき税別120円。田畑茶舗に持参するか宅配便で送る。一定量が集まった段階で焙煎して玄米を加え、ほうじ茶のパッケージに入れて返す。期間はおおむね2週間。

 取締役の田畑満美香さん(43)は「子どものころから『お茶を粗末にしてはいけない』と言われて育ったので、どこで買ったお茶であっても飲まずに捨てられるのは悲しい。おいしく生まれ変わったお茶を味わってもらえたら」と利用を呼び掛けている。

 茶葉は未開封のものに限り、抹茶入りやティーパックは対象外。古さは不問。加工の可否は店側が開封して判断する。

 問い合わせは本店(電話0120・07・2369)へ。

◎写真説明:焙煎してほうじ茶のパッケージに入れる

  

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