【飯田市】南信州観光公社が天竜川流域の外国人向けのモニターツアー開く

南信州経済

[ 2021年 11月 20日 土曜日 14時35分 ]

 南信州観光公社は19日、「天竜川流域観光資源を活用した持続可能なリバーツーリズム創出事業」の一環として、外国人向けのモニターツアーを開いた。通年型のツアーの中でウインター期に当たるもので、参加者は酒蔵の見学や水引を体験し、地域の食や伝統文化に触れた。

 地域が連携して観光資源を磨き上げ、天竜川流域の自然環境に配慮した持続可能なリバーツーリズムを目指す事業。川下りなどのリバーアクティビティーと文化自然体験を組み合わせ、地産地消型滞在パッケージをつくる。

 通年開催を目指しグリーン期とウインター期の2種類を計画。グリーン期は9月にモニターツアーを開き、ツアー商品のトライ販売を始めている。

 今回はウインター期のモニターツアーとして、日帰りの行程で実施し、東・東南アジア出身の在留外国人を中心に7人が参加した。午後は天竜ライン下りに乗り、同日開かれた笛奏者森田梅泉さんとイラスト書道家和全さんによる「天龍峡アート」を舟上から鑑賞。その後、杵原学校(同市竹佐)で飯田の伝統文化「水引」の体験をした。

 このうち、水引体験では関島水引店(同市鼎上山)の関島正浩社長が水引の歴史を説明し、参加者は5つの結び目で五角形の形にする「五画・合格結び」とのし袋に用いる「あわじ結び」に挑戦。悪戦苦闘しながらも完成させ、多彩な水引の色に「可愛い」「日本独特のおしゃれ」などと声を上げていた。

 台湾出身の近藤珠由さんは「楽しくて最高でした」と感激した様子で、「特に外国にないものを実際に自分の手で作って体験できたことが良かった」と話した。

 南信州観光公社は12月にも一泊二日のモニターツアーを開く。公社は「ウインター期は地域の伝統文化を感じられるツアーにし、地域の魅力を発信したい。霜月祭りなどの民俗芸能も取り入れられたら」としている。

◎写真説明:水引体験をする参加者(杵原学校で)

  

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