【飯田市】市街地飲食店の新型コロナウイルスによる影響「今が一番苦しい」

南信州経済

[ 2022年 1月 17日 月曜日 15時30分 ]

 新型コロナウイルスの急拡大で、飯田下伊那地域の飲食店が再び苦しい局面を迎えている。飯田市街地では自主的な休業に入った店が目立ち、営業を続ける店からも支援策の早期開始を望む声が聞かれる。

 飯田市砂払町の砂払温泉では、県独自の感染警戒レベルが飯田市で5になった10日ごろから新年会のキャンセルが相次ぎ、250人分の予約が2日間でなくなった。損失額は約120~130万円に上り、これとは別に宿泊のキャンセルもあった。

 社長の原田雅弘さん(57)は「昨年11、12月はおととしと比べれば回復の兆しが見え、1月も新年会の予約がそこそこ入っていた。お練りまつりを見据えた宿泊の問い合わせもあったが、感染拡大で人が動かなくなった」と肩を落とした。

 温泉入浴客は年末よりやや減っているものの、ほかの部門と比べれば落ち込みは少なく、原田さんは「お金をかけずにやれることをしつつ、頑張って営業していることをアピールするしかない」と話し、弁当や五平餅のテークアウトにも引き続き力を入れている。

 自主的な休業や時短営業は飯田市の警戒レベルが5になったころから始まり、店の入り口に貼り紙を掲示している。

 JR飯田駅近くにある居酒屋の店長は、土曜の夜ながら人影が少ない通りを見渡しながら「新年の2日と3日は人の流れがあったが、その後だんだん落ちた。たぶん今は地元の人が動いていないが、休めない。一人でも二人でもいらっしゃればと店を開けている」と話した。

 ほかの飲食店からも「正月明けと2月はもともと静かだが、寒さとコロナ急拡大でてきめんに人が出なくなった。『頑張って』といわれるが、開店休業に近い」「昨年中に店に見切りをつけたが、影響は予想以上で驚いている」といった声が聞かれる。

 「補助金だけに頼る気持ちはない」と話す経営者も「昨年もきつかったが今が一番きつく、どこまで持ちこたえられるかという状況。個人や個店の努力でどうにかなるものではないというところまで来ている。それなりに対応してもらえるとうれしい」と本音を打ち明けた。

◎写真説明:自主休業を告げる貼り紙(飯田市街地で)

  

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