【飯田市】座光寺スマートICの利用車が計画交通量上回る 開通から1年、確かな手応え

南信州経済

[ 2022年 2月 23日 水曜日 13時30分 ]

 飯田市の中央道座光寺パーキングエリア(PA)に併設する「座光寺スマートインターチェンジ(SIC)」で、座光寺SICを利用する車の1日の交通量(上下線)が計画交通量を上回っていることが23日、分かった。2016年に市が示した計画交通量「1日1500台」に対し、昨年3月の供用開始以降1日平均で1600~2200台で推移。市の国県関連事業課は「効果が出ている」との認識を示した。

 中日本高速道路(名古屋市)によると、2021年3月は1日平均1800台で、その後は1600~1800台で推移。10~12月の3カ月はいずれも2000台を超えた。

 コロナ禍の移動制限や観光イベントの中止などが続いているものの、計画交通量を上回る利用状況について担当課は「通勤による利用が多いのでは」と推測。設置効果を今後検証する方針で、年内をめどに公表したいとする。

 昨年3月から12月までの10カ月間、近接の飯田ICは5000~6700台、松川ICは3000~4700台となっている。

 市の計画交通量はリニア中央新幹線開業後の2030年時点の推計値で、1日1500台とする。内訳は東京方面が1100台、名古屋方面が400台。

 座光寺SICは昨年3月28日に開通した。24時間利用でき、東京、名古屋の両方向に出入りできる。利用対象となるのはETC車載器を搭載した車長12メートル以下の全車種。

 暫定的に供用を開始し、関連事業として県が座光寺SICとリニア県内駅を結ぶ「座光寺上郷道路」(2.7キロ)の建設を計画。座光寺SICの残る周辺工事は県道改良の進ちょく状況にあわせて整備する。

 飯田ICと松川ICのインター間15.5キロにある座光寺PAに併設した。建設予定のリニア県内駅から最も近いICとなり、リニア駅とのアクセス向上や国道153号の渋滞解消に期待される。

◎写真説明:パーキングエリアに併設する座光寺SIC

  

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