新型コロナウイルスの急拡大により、酒類を提供する飯田市の飲食店を対象にした県の時短要請が8日に終わり、同日から通常営業が始まった。
7月15日にオープンしたばかりの「焼肉よしざわ」(大通)は「街が真っ暗なので、少しでも明るくなるように」と、時短期間中も午後5時から3時間の営業を継続。客が来ないため休んだ日もあったが、木曜から日曜までは毎日営業した。
8日から通常営業に戻ったものの「様子見をする人が多いから、客足が戻るには時間がかかる」とみている。
9月は職場など、コロナ禍では少ない大きめの予約が入っていたものの、盆ごろからキャンセルが始まり、かなり減ってしまった。同店では「コロナが拡大してから作った店なので、対策は万全。お客さんの気持ちが早く戻ってほしい」と話している。
◎写真説明:開店準備をするよしざわのスタッフ