飯田下伊那地域の飲食20店による弁当、惣菜の合同販売会「南信州うまいもん会議」(同協議会、株式会社岳主催)が11、12の両日、飯田市鼎一色のイオン飯田アップルロード店南側入り口エスカレーター前で開かれている。バラエティー豊かな弁当と惣菜が並んだ売り場周辺は「デパ地下」の様相を呈している。
新型コロナウイルスが感染拡大した2020年5月の大型連休に「どこにも出掛けられなくなった人たちの心を地元の食で癒せたら」と初回を開いて以来、これまでに10回開催。今回は1年ぶりに開き、3店が初参加した。
大雪の影響が心配されたが、初日は午前10時の販売開始前から多くの人が列をつくり、弁当や惣菜を品定めしたり、お目当ての品を買い求めていた。
出店した飲食店の関係者は「これをきっかけにお店にも来てもらえたら。出店者同士のつながりは今後に生かせそう」と話していた。
売り場ではカフェ、和食店、レストラン、ラーメン店などが人気メニュー、自慢の味を生かした特製弁当、土鍋炊きおむすびセット、フルーツミックスサンドなどを販売。開店して間もない店も加わり、選択の幅が広がっている。
12日も午前10時から午後3時まで開催。商品がなくなり次第終了する。
◎写真説明:デパ地下のような雰囲気の売り場