【飯田市・下伊那】市田柿の21年度海外輸出量が過去最大に 欧州も視野に100トン実現を目指す

南信州経済

[ 2022年 6月 29日 水曜日 15時02分 ]

 JAみなみ信州が2016年度から取り組む市田柿の海外輸出で、昨年度の輸出量が過去最大の70トン(前年度比31・1%増)だったことが分かった。東南アジアを中心に中華圏の春節に合わせた輸出で、今後は欧州にも広げる計画。JAは近い将来の100トン実現を目指している。

 輸出国は台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、カンボジア、アメリカに、昨年度からベトナムを加えて8カ国。台湾が最大の輸出国で、21年度は全体の約85%を占めた。

 国内での市田柿の市場は年末年始が最需要期で、年が明けると減少して価格低落が起こりやすい。一方、台湾や香港では春節に合わせて1~2月に高級ギフトとしての需要が高まるため、年明け以降に輸出を増やすことで、シーズンを通した安定出荷と販売価格維持を図っている。

 16年度に日本貿易振興機構(ジェトロ)が地域ブランドの海外展開を後押しする「地域団体商標海外展開支援事業」に採択され、機関と連携して海外展開をスタート。2年間の販売促進・海外マーケティング調査を経て18年度には飯田市との協力で「市田柿海外輸出プロジェクト」を立ち上げた。

 1年目の16年度は26トンを台湾、香港、タイの3カ国に輸出。年々輸出国を増やし、輸出量も19年度を除いて前年度を上回り続けている。

 海外でのブランド力強化のため地理的表示(GI)の登録にも注力。現在はシンガポール、マレーシア、ベトナムで登録され、近くタイでも登録される見込み。

 課題は賞味期限の引き延ばしで、包装資材の変更などにも取り組んでいる。営農部果実柿課の羽生弘之課長は「100トンへの拡大が目標。輸出先、販路を広げ、実現させたい」と話した。

  

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