【飯田市・下伊那】特産品「市田柿」の収穫、加工作業が最盛期 風物詩の「柿すだれ」も

南信州経済

[ 2021年 11月 8日 月曜日 15時58分 ]

 飯田下伊那地域の特産品「市田柿」の収穫、加工作業が最盛期を迎え、秋の風物詩「柿すだれ」が地域を彩り始めた。JAみなみ信州によると、今年は着果量が少ない裏年に当たるものの平年並みの量が確保できる見通しで、前年を16%上回る1050トンの出荷を見込んでいる。

 約22アールのほ場で柿を栽培する飯田市上郷黒田の代田敏明さん(71)方では、今月1日から収穫、2日から加工を開始した。今月中旬頃までに収穫や皮むきなどの作業を終え、12月20日過ぎの初出荷に備える。

 2019年は20キロ入りのコンテナで570ケースの生柿を収穫したが、昨年は7月の長雨の影響により生理落果が多く316ケースにとどまった。今年は「成りも玉伸びも良好」と、430ケースほどの収穫を見込む。

 代田さんは「『おいしい市田柿を全国に届けたい』という思いで作業に当たっている。若い世代にも食べていただくことで、歴史ある作物を未来につないでいけたら」と話した。

 JAによると、今年は8月の長雨の影響で皮の表面が黒くなる「条紋」の発生がやや多かったものの、生産者の防除対応により軟化の軽減が図られている。果実肥大は平年の95%前後とやや小玉傾向。収穫期になっても気温の高い日が続いたため、熟度がそろわず収穫に苦慮する生産者がある一方、天候に恵まれ乾燥は順調に進んでいるという。

 収穫、加工の最盛期は今月中旬まで。つるしから約1カ月で出荷が始まり、12月上旬には県内外各地の売り場に市田柿が並ぶ。

◎写真説明:柿をつるす代田さん(飯田市上郷黒田)

  

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