お茶の魅力を伝えたい

南信州経済

[ 2021年 6月 26日 土曜日 14時34分 ]

 若者へ茶の魅力を伝えようと研究に取り組む下伊那農業高校(飯田市鼎名古熊)食品科学班は、同市伝馬町の和菓子店「田月」(城田茂社長)の協力で茶のパウダーを練りこんだクッキーとマドレーヌを開発した。3回目となる25日の校内販売には多くの生徒や職員が訪れ、20分ほどで完売した。

 1~3年生27人で活動している同班は、学校敷地内にある茶畑の管理を担う。これまで、収穫した茶を煎茶や紅茶として販売。幅広い世代への茶の普及に力を注いできた。

 昨年からのコロナ禍で活動が制限される中、できることを模索。以前から同校と交流のある城田社長の協力を得て、普段の活動で作成しているクッキーとマドレーヌの商品化を決めた。

 いずれも、先輩から受け継ぐレシピを基に作成した。4月ごろから試作を繰り返し、茶の分量をグラム単位で調整。より多くの人に親しまれる味を目指し、班員内でアンケートを実施するなど意見交換し、6月上旬に完成した。

 この日は、昼休みにクッキーとマドレーヌを40個ずつ販売した。班長(18)は「自分たちが作ったものをたくさんの人が買いに来てくれてうれしい」と笑顔。副班長(17)は「学校の生徒以外の多くの人にも食べてもらえるよう、活動していきたい」と意気込んでいた。

◎写真説明:お茶入りクッキーとマドレーヌを販売

  

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